クリスマスと植物のつながり

まもなく12月です。

街はクリスマスムードになってきました。

 

赤や緑や白、ゴールド…

華やかに街を彩っていますね。

 

 

イルミネーションのカウントダウンも

あちこちで始まりました。

 

ところで、クリスマスカラーは、

どうして「赤と緑」なのでしょう。

 

調べてみますと、

いろんな説がありますが、

キリストの受難を象徴する植物、

ヒイラギにちなんでいるようです。

 

ヒイラギの赤い実がキリストの流した血を、

刺のある葉はキリストのイバラの冠を

表しているとのこと。

 

 

イエス・キリストが人類の為に、

流した「赤い血」は

「深い愛」の意味をもつそうです。

 

ヒイラギは、

キリストの受難を忘れないように

という願いを込めて

使われている植物なのです。

 

クリスマスのリースだけでなく、

節分の際にも魔除けとして飾られますね。

 

 

「緑」は、

クリスマスツリーのモミの木の葉の色。

モミの木は、冬でも葉を落とさず、

緑色を保っていることから、

「永遠の生命」の意味があるそうです。

「アダムのイブの禁断の実がなっていた木」

とも云われていますよ。

 

 

 

 

「白色」もクリスマスカラーですが、

「純潔」や「清き心」を意味するそうです。

冬の雪もイメージしやすいですね。

 

 

キリストの生誕を祝うクリスマス。

白色は、これからの未来は明るくなるという

平和な時代のはじまりの意味もあるとのこと。

 

 

それぞれの意味を理解して、

クリスマスの準備をすると、

神聖な気持ちになりますね。

 

ツリーや、リース、キャンドルにも

それぞれの意味がありますので、

過去に掲載した記事もご覧になってください。

 

クリスマス「リース・ツリー・キャンドル」を飾りましょう

 

 

さて、クリスマスの植物ですが、

ほかにどんなものがあるでしょうか。

 

「ポインセチア」を想像する方も

多いのではないでしょうか。

 

 

まさにクリスマスカラーの植物ですね。

 

あの赤い部分は実は花でなく、

苞(葉)だということをご存知でしょうか。

中央の黄色い部分が花にあたります。

 

また、花の苞の形状が、

キリスト教のシンボルである

ベツレヘムの星に似ていること。

 

「聖夜」というクリスマスを意味する

花言葉があることも理由の一つです。

 

17世紀、メキシコに移り住んだ宣教師たちが

赤く色づくこの植物を見て

「聖なるキリストの血」と思い、

キリストの誕生祭の行列で使ったのが

はじまりとされているそうです。

 

意外にも寒さに弱く、

10°C以下の環境で育てるのは

難しいと言われています。

 

ポインセチアの育て方を簡単にまとめますと、

●置き場所:5~9月は屋外の日の当たる場所。

冬は室内で日光があたるところ。

●水やり:控えめでOK。乾かすぐらいの間隔。

●植え付け:水はけの良いもの。

●最低温度が10°C以下にならないようにする。

 

 

 

ほかに「クリスマスローズ」もあります。

バラによく似た花ですが、

クリスマスの時期に花を咲かせるので

クリスマスローズと名付けられました。

 

キリスト教では、

最後にキリストと対面した羊番の少女が、

天使に手渡した花だとも云われています。

 

 

コモレビの庭にも植えてあります。

 

こちらの記事で詳しく紹介していますので、

併せて読んでみてください。

 

クリスマスローズの楽しみ方

 

クリスマスと植物。

深いかかわりがあるんですね。

 

人は植物を

時に道具として、時に薬として利用します。

物理的、身体的に支えられているばかりでなく、

こうしてみると、

精神面でも大きく係わっていることが分かります。

 

もっともっと植物を知り、

暮らしを豊かにしていきたいです。

 

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