クリスマス「リース・ツリー・キャンドル」を飾りましょう

クリスマスまで2週間となりましたね。

 

皆さん、ツリーやリースを飾りましたか。

 

その深い思いに触れて飾ってみると

クリスマスがさらに神聖なものに

感じられます。

 

今回は、それぞれのもつ意味を

ご紹介しますね。

 

まず、「クリスマス」の言葉ですが、

英語でChrisutomas。Chrisutはキリスト、

masはミサ(礼拝)。つまり、クリスマスは

「キリストのミサ」という意味です。

 

そして、子どもたちの

大好きなサンタクロース。

実はモデルになった人物がいます。

それは、司教の聖ニコラスです。

 

 

ニコラスはとても貧しい一家の存在を知り、

真夜中にその家へ行き、窓からそっと金貨を

投げ入れたのです。

すると、その金貨が偶然にも

暖炉に下げられた靴下の

中へ入りました。

その金貨のおかげで、その家の娘は

身売りせずにすんだのです。

 

これが、「サンタクロースが夜中に靴下へ

プレゼントを入れる」という風習の始まり

とされているのです。

 

ちなみに「サンタクロース」の呼び名は、

セントニコラスがなまって

「サンタクロース」になったとか。

 

クリスマスのプレゼントが「家族が一緒に

暮らせるように」という気持ちに由来して

いるなんて素敵ですね。

 

 

【クリスマスリース】

 

 

クリスマスリースには大きく3つの意味が

あるとされています。

 

一つ目は永遠の愛。リースは輪のかたちで

あるため始めも終わりもなく永遠です。

「永遠」の意味とキリストの神から人への

愛が融合し、「永遠の神からの愛」を願う、

という意味になりました。

 

二つ目は、豊穣や豊作の祈願。

冬でも緑である常緑樹が農作物の豊穣を、

赤いヒイラギの実は太陽を、

松ぼっくりや月桂樹は生命力を表し、

新年や訪れる春への祈願が込められました。

 

三つめは、魔除けです。

常緑樹であるヒイラギの葉は

生命力の源とされ、悪いものから身を

守ってくれると信じられていました。

また、葉自体にも殺菌作用、抗菌作用が

あることからも、ヒイラギを使った

リースは魔除けとして定着したのです。

 

 

 

【クリスマスツリー】

 

 

クリスマスツリーの樹木は

なぜ「もみの木」なのでしょうか。

 

もみの木は、針葉樹で冬場でも葉を

落とさない力強さをもっている

永遠の命の象徴とされています。

 

また、アダムとイブが食べるのを

禁止されていた「知恵の木の実」が

なっていた禁断の木のモデルとも

いわれています。

 

また、ツリーの代表的な飾りの意味は

次の通りです。

 

◎トップスター

ツリーの上の星形の飾りのことで、

キリストの誕生を「東方の博士」に

知らせた「希望の星」が由来で、

人々を導くような大きな星は

縁起がよいとされています。

 

◎クリスマスベル

キリストの誕生を人々に知らせる

「喜びの音を鳴らすベル」という意味が

あります。また、ベル自体にも魔除けの

意味があります。

 

◎オーナメントボール

現在は金属製のメッキ状のボールが

定番ですが、昔はリンゴを使っていました。

リンゴはアダムとイブが食べた

「知恵の木の実」を象徴していると云われ、

「幸福」や「豊かな実り」の願いが

込めれています。

 

◎靴下

聖ニコラスが、貧しい家の子どもたちを

助けるために窓から金貨を投げたら、

偶然に暖炉のそばの靴下にはいって、

その家族を幸せにしたという話が由来です。

 

◎キャンディ

杖の形をしたキャンディがよく飾られますが、

「羊飼いが羊を導く杖」を意味していて、

そこからキリストが人々を導いてくれる

という祈りが込められています。

白と赤のストライプの模様が多いのは、

キリストの「白い心」と「血と愛」を

表しているとされます。

 

 

 

【クリスマスキャンドル】

 

 

日照時間が短くなるクリスマスシーズンは

暖炉やろうそくの光が、人々の心にあかりを

灯してきました。

キリストの存在が「夜を照らす光」であり、

クリスマスには光が欠かせないものとして

定着したのです。

 

クリスマスキャンドルを灯すと、翌年の

幸運と健康と家族の幸せが約束されると

いわれています。

 

アベントキャンドルをご存知ですか。

 

クリスマスの4週間前の日曜日から、

クリスマスを迎える準備をします。

ドイツで発症した風習で、

 

キャンドルを4本用意して、

毎週日曜日に1本ずつ火を灯します。

第4週にはすべてのキャンドルが

点灯します。

 

 

4本のキャンドルの意味があります。

・1本目 予言のキャンドル(希望)

・2本目 天使のキャンドル(平和)

・3本目 羊飼いのキャンドル(喜び)

・4本目 ベツレヘムのキャンドル(愛)

 

 

今まで何気なく触れていた

クリスマスの飾りには、

こんな意味や由来があったのですね。

 

クリスマスの飾りにはどれも「幸福」に

結びつく願いがこめられていて、昔から

人々が幸せを祈りながら大切に飾って

きたのがわかりました。感慨深いです。

クリスマスが、より神聖なものに映ります。

 

私も今年は、大切な人の幸せを

願いながら飾りたいと思います。

 

 

 

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