クリスマスローズの楽しみ方

クリスマスローズというと

下を向いて咲くことから、

控えめで地味な印象が強いと

思います。

 

若い子には敬遠されがちな

植物ですが、年をかさねると

その控えめな感じや、

深みのある色合いが

なんともいえず愛らしく

思えます。

 

 

 

クリスマスローズは、クレマチス、

ラナンキュラス、アネモネなどと

同じキンポウゲ科の植物で、

花の少ない冬の時期に花を咲かせる

常緑の植物です。

 

グリーンの葉を低く繁らせた中から

茎を長く伸ばす有茎種と、

茎の低い無茎種があり、

背丈は30~60cmになります。

 

耐寒性と耐陰性に優れています。

 

開花時期は1月~4月。

 

コモレビの庭では今見ごろを

迎えていますよ。

 

 

あまりに控えめなので、

気づいた時にはこんなに

たくさん花が咲いていて、、、

 

植物の生命力の強さに

感動してしましました。

 

クリスマスローズは株分けで

大量に増やすことはできず、

種で増やしていきます。

しかし、種で増やしても

花色、花形、花の模様が安定せず、

同じ花が咲きません。

それがクリスマスローズ最大の

特長であり、魅力でもあります。

 

そのため、好みの花を見つけて、

育て、新しく交配する楽しみが

できるのです。

 

また、クリスマスローズは、

長期間楽しめることから

初心者から玄人まで幅広い

人気を誇ります。

 

 

このように、ヒューケラなどの

カラーリーフとの相性もよく、

寄せ植えにも適しています。

 

 

さて、クリスマスローズを切り花で

楽しむときのコツもご紹介します。

 

一番花が咲いてすぐには

切ってはいけません。

二番花が咲きだすまで我慢です。

 

40度くらいのお湯に、

花の下から茎全体をたっぷり浸し、

そのまま冷めるまでおきます。

 

クリスマスローズならではの

湯上げです。湯上げしたら、

花瓶にたっぷりの水を入れ、

深く水に浸かるように生けます。

 

ご覧ください。

いつまでも眺めていられます。

 

 

 

 

 

 

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