GABION(ガビオン)

「ガビオン」を皆さまご存知でしょうか。

 

ガビオンは、通称「蛇籠」とも

いわれており、メッキ処理した

スチールメッシュのパネルを

ボックス状に組み立て、

ぐり石を詰めたものです。

コンクリートで作るよりも撤去が簡単で、

再利用可能な環境に優しい製品です。

 

サイン、看板、外構、ガーデンツールなど

使い方はいろいろで、

アイデア次第で大小さまざまな

使い道があります。

 

ガビオンはもともと河川の護岸工事

などに使われるのが一般的でしたが、

そのユニークな装飾性が注目され、

ヨーロッパをはじめ、

多くの国で新しい生活環境プロダクト

の一つとして多用されています。

 

なんと!コモレビの庭にも「ガビオン」が

展示されているんですよ。

 

 

石塀や門柱、グリーンポストなど

用途に応じて個性的な

空間づくりに活用できます。

”自然石” この素材を使って、

人を惹きつける魅力的な

空間を作り出します。

 

今回は、コモレビで手がけました

水戸市元石川町にある「常磐の杜」の

モデルハウスとO様邸のガビオンを

紹介いたします。

 

 

まず、門塀としてのガビオンです。

 

 

地元の石を使って作ったガビオンに

表札やポスト、照明、インターホンを

設置してあります。

 

 

 

コンクリートの長いアプローチの先には

フォーカルポイントとなる株立ちの

アオダモを。

下にスリットを入れた

浮きコンクリート床には、

シンプルでモダンな雰囲気で、

家族や友人、たくさんの人を

迎え入れてくれます。

 

 

通路側には目隠しになるよう常緑樹を

バランスよく配置。

建物近くには落葉樹を選んで、

夏は太陽の暑さを和らげて、

冬は太陽の光をお家の中まで届けます。

 

オリジナルの木柵は、

子どもたちが道路に飛び出すのを

防いでくれます。

 

 

 

次にご紹介しますのは、

ベンチ型のガビオンです。

 

 

 

先に紹介しましたモデルハウスの

ガビオンとは違いまして、

表札やポストは別の白い壁に設置、

ガビオンはそのままの姿です。

 

パーテーションとして、

完全に視線を遮る必要はないけれど、

外と内の区切りがほしい場合に

おすすめです。

 

ガビオンに板を貼れば

ベントとしても使えます。

さりげない境界としても

おすすめです。

 

自然で、それでいて存在感のある

「ガビオン」は

歩く人の目にとまります。

 

また、アオダモやキボウシ、

クリスマスローズなど

北側の半日陰に強い植物を

配置したことで、

ガビオンを一層引き立てています。

 

 

雑草対策として防草シートを敷き、

その上に細かく砕いた天然石を。

バランスよく配置した石も、

格の高い外構を演出しています。

 

木調のアルミ製スクリーンも、

モーターや配管を隠しながらも、

アクセントとして外構に

溶け込んでいます。

 

 

 

最後にガビオンの施工ポイントを!

 

既製品に見えない美しい仕上がりに

向けて大事なことは、

・基本パネルを発注しカットして使用する

(曲げパネル等特殊加工必要なし)

・組み立て、接続に専用金具は使わない

・ぐり石、砕石は地域材を利用する

→その地域の石を積むことで、

街並みに馴染み、自然な雰囲気になります

 

石を詰める作業においては、

次のポイントが大事です。

・角、上部に隙間がないこと

・面が平らでうつくしいこと

 

加工するうえでは、

他にもたくさんのポイントがあります。

 

ご興味のある方は、

是非コモレビまでお問合せ下さいませ。

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