紅葉シーズンですね!「もみじ」について
少しずつですが、
野山のもみじも色づきはじめましたね。
茨城県では
高萩市の花貫渓谷が有名ですが、
見頃は11月中旬頃でしょうか。
そこまで行くのは遠いという方。
水戸の偕楽園近くの
「もみじ谷」もなかなかですよ。
こちらの写真は、
偕楽園の水車小屋付近ですが (^^)
「山のふもとの裾模様 ♪」
の歌のとおり。その紅葉した姿は
着物の裾の美しい模様のようです。
そういった「もみじ」が
自宅の庭でも楽しめたら素敵ですね。
夏にはみずみずしい緑。
秋には美しい紅葉。
冬には枯れ姿。
お庭に1本あるだけで
四季の移ろいが感じられます。
家のそばに植えれば、
夏に生い茂る葉が日陰をつくってくれ、
冬には葉が落ちて、あたたかい陽ざしの
差し込む庭が作れます。
さて、「もみじ」と言っても
国内に自生しているだけでも
30種類あるそうです。
その中でも庭に植えるのであれば、
イロハモミジもしくはヤマモミジを
おすすめしますよ。
イロハモミジは
葉っぱの裂片を「いろはにほへと」と
数えたことが名前の由来だとか。
モミジのなかでは成長速度が遅く、
樹形が比較的整いやすいので、
シンボルツリーとしてもおすすめです!
ヤマモミジは、
イロハモミジよりも少し大きめ。
成長速度もやや早いですね。
この写真は左がヤマモミジ
右がイロハモミジです。
この2つのもみじは、
植木のプロでも
見分けるのが難しいそうですよ。
主に太平洋側に自生するのが
イロハモミジ。
日本海側が
ヤマモミジだそうです。
赤や黄色、オレンジ、
紅葉が見事にきれいです。
ほかに、
かわいらしい切り込みの浅い
丸みのある葉が特徴の
「コハウチワカエデ」
「ノムラもみじ」は
江戸時代から庭木として
愛されてきました。
新芽の時から紅色の葉で、
春先から秋まで少し紫がかった
紅色の葉に変化します。
夏には緑色になり、
春から秋まで葉の変化を
楽しめます。
また、珍しい品種の外国産もみじで、
人気急上昇の「ノルウェーカエデ」や
葉の縁に白いまだらが入った
「フラミンゴ」などもあります。
「もみじ」といっても多種多様。
ここでは紹介しきれません。
お気に入りの「もみじ」を選んで
お庭に1本植えてみてください。
暮らしがより豊かになりますよ。
最後にひとつ。
人間もそうですが、
植物も「美しさ」を保つには
ある程度手をかけないといけません。
日当たりと風通しが悪いと
病害虫が発生するので、
気を付けてくださいね。
風通しをよくして、
大きくなりすぎないように
剪定をお願いします。
お庭づくり、家づくりのご相談は
コモレビまでどうそ。