立春すぎたら、ひな人形飾りましょう

暦の上では春ですが、

明日、明後日は関東地方も雪の予報。

まだあと少し寒さが続きそうです。

 

さて、新聞の広告にも「ひな人形」の

チラシが目につくようになりました。

 

「桃の節句」は、正しくは「上巳の節句」

と言います。3月の最初の巳の日を指し、

のちに3日に定まっていきました。

 

平安時代に、草木、紙や藁で作った

素朴な人形に自分の厄災を移し、

海や川に流してお祓いする

「流し雛」が習慣となり、

貴族階級の子女の間ではじまった

「ひいな遊び」と言われる人形遊びが

「ひな祭り」の原型となったようです。

 

 

 

「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、

旧暦の3月3日頃に桃の花が咲くことや、

桃は魔除けの効果を持つ

とされてきたからです。

 

雛人形は、節分で豆まきをして

厄を払ったあとに飾るとよいと

されています。また二十四節季の

雨水(毎年2月18、19日)に

飾るとよいとも云われています。

水は命を象徴する源で、水上様は

農耕神とされ、子宝や安産の神とも

信仰されているのです。

 

桃は2500年前から中国で栽培され、

邪悪な物から嫌われる、厄を跳ね返し

災いから守ると言われています。

 

 

「邪気を祓うご利益」「長寿のご利益」

また、桃が木に沢山実ることから

「子宝に恵まれる」という縁起の良い

意味があるのです。

 

桃の種も核の中の白い部分

「トウジン」が、

血液の流れが滞るのを防ぎ、

むくみや咳止めの効果もあり、

体の悪いものを取り除く!とか。

 

 

 

桃の種を部屋に置くと、

盛り塩のような効果で魔除けを

してくれると言われています。

邪気を吸ったらそのまま

封じ込めてくれるとのこと。

種まで魔除けになるなんてすごい。

 

 

立春をすぎたら、

雛人形を飾って、

桃の花を飾って、

娘さんのしあわせを

こころから願いましょう。

 

 

 

コモレビは、四季折々の行事を大切にした

うるおいのある暮らしをご提案します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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